【ハンドボール選手必見!】オフェンス・シュートを支える筋肉と鍛え方を徹底解説!|HANDBALL SKILL LAB
- owarihandballschoo
- 3月7日
- 読了時間: 5分

ハンドボールでは、オフェンス力やシュートの威力を高めるために、適切な筋力が求められます。速い動きや正確なシュート、ディフェンダーとのフィジカルコンタクトに対応するには、特定の筋肉を重点的に鍛えることが重要です。本記事では、ハンドボールにおけるオフェンス力やシュート力向上に必要な筋肉を部位ごとに解説し、効果的なトレーニング方法を紹介します。
ハンドボールに必要な筋肉とは?
筋力の向上がシュートやフェイント、接触プレーに与える影響
シュートの威力やコントロールを向上させるには、上半身の押し出す力と手首のスナップ力が不可欠です。また、フェイントの切れを高めるためには、俊敏なステップワークを支える下半身の筋力が重要になります。さらに、ディフェンダーとの接触時にバランスを保ち、当たり負けしないためには、体幹と上半身の筋力強化が必須です。
シュートに必要な筋肉とトレーニング方法
上腕三頭筋(腕の裏側):ボールを押し出す力を強化し、シュートスピードを向上させる
トレーニング方法
ナロープッシュアップ
両手を肩幅より狭くつき、腕立て伏せの姿勢をとる。
肘を曲げ、体を下げながら胸を床に近づける。
肘を伸ばして元の位置に戻る。
ポイント:肘を体に近づけながら動作を行うことで、上腕三頭筋に負荷を集中させる。
ディップス
平行棒または椅子を使用し、腕を伸ばした状態で体を支える。
肘を曲げながらゆっくり体を下げる。
腕を伸ばして元の位置に戻る。
ポイント:体を真っ直ぐ保ち、反動を使わずに筋肉の収縮を意識する。
トライセプスエクステンション
ダンベルを両手で持ち、頭の後ろに構える。
肘を伸ばしながらダンベルを持ち上げる。
ゆっくりと元の位置に戻す。
ポイント:肘の位置を固定し、上腕三頭筋への負荷を最大化する。
大胸筋(胸):シュート時にボールを押し出す力を増強し、パワーシュートを可能にする
トレーニング方法
ベンチプレス
ベンチに仰向けになり、バーベルを肩幅よりやや広めに持つ。
胸に向かってバーベルをゆっくりと下げる。
腕を伸ばして元の位置に戻す。
ポイント:肩甲骨を寄せ、正しいフォームで行うことで効果を最大化する。
プッシュアップ(腕立て伏せ)
両手を肩幅よりやや広めにセットする。
体を一直線に保ち、ゆっくりと胸を床に近づける。
腕を伸ばして元の位置に戻す。
ポイント:コアを意識しながら、反動を使わずに行う。
デクラインプッシュアップ
足を台やベンチに乗せ、通常のプッシュアップより高い位置に設定する。
胸を床に近づけ、ゆっくりと戻す。
ポイント:大胸筋の上部を効果的に鍛えられる。
前腕筋群(手首・指):手首のスナップを強化し、シュートのコントロール精度を向上
トレーニング方法
リストカール
ダンベルを持ち、前腕を太ももに置く。
手首を巻き上げるようにダンベルを持ち上げる。
ゆっくりと元の位置に戻す。
ポイント:手首の動作のみで行い、肘は固定する。
リバースリストカール
ダンベルを逆手で持ち、前腕を固定する。
手首を巻き上げ、ゆっくりと戻す。
ポイント:前腕の外側を鍛え、コントロール力を向上させる。
グリップトレーニング
ハンドグリップを握り、強く圧縮する。
数秒キープし、ゆっくり戻す。
ポイント:指先の力を鍛え、ボールハンドリングの安定性を向上させる。
フェイント力を向上させるための筋肉とトレーニング方法
下半身の筋力強化
大腿四頭筋(太もも前):速いダッシュ、力強いステップ、ジャンプ時の踏み切りをサポート
スクワット
足を肩幅に開き、つま先をやや外側に向ける。
背筋を伸ばしたまま、膝を曲げて腰を落とす。
太ももが床と平行になるまで下げたら、ゆっくりと立ち上がる。
ポイント:膝がつま先より前に出ないようにし、かかとに重心を置く。
ランジ
片足を前に大きく踏み出し、後ろ足の膝を床に近づける。
前足で地面を押しながら元の位置に戻る。
反対の足も同様に繰り返す。
ポイント:膝が内側に入らないように意識し、上体をまっすぐ保つ。
レッグプレス
マシンに座り、足をプレートに肩幅でセットする。
膝を曲げてゆっくりとプレートを下げる。
太ももが床と平行になったら、足を押して元の位置に戻す。
ポイント:かかとを浮かせず、膝がつま先より前に出ないように注意する。
ハムストリングス(太もも裏):爆発的な加速と減速、素早い切り返しを支える
レッグカール
マシンにうつ伏せになり、足首をパッドの下にセットする。
ハムストリングスを使ってパッドを持ち上げる。
ゆっくりと元の位置に戻す。
ポイント:動作はゆっくりと行い、反動を使わない。
ルーマニアンデッドリフト
バーベルまたはダンベルを持ち、足を腰幅に開く。
背筋を伸ばしたまま、股関節から前傾しながらウェイトを下げる。
ハムストリングスのストレッチを感じたら、元の位置に戻る。
ポイント:膝を軽く曲げて、腰を丸めずに動作を行う。
スプリントトレーニング
短距離(20~30m)のダッシュを全力で行う。
ジョギングで戻り、呼吸を整えてから再度ダッシュを行う。
これを5~10本繰り返す。
ポイント:フォームを意識し、腕振りと足の回転を速くする。
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